2019年01月08日

新年を迎えて

          新年を迎えて
                            理事長 金谷 弥生

あけまして おめでとうございます。
皆様におかれましては、清々しい新年を迎えられたこととお慶びを申し上げます。
昨年は、日本各地で豪雨や地震により甚大な被害に遭われたり気温上昇など
異常気象による猛暑に悩まされたりと自然の驚異を改めて知らされた年でした。 
2018年の世相を表す漢字が「災」になったことも至極当然のような気がしました。
さて、2019年はどんな年になるでしょうか。
今年の干支は十二支の最後の亥年。亥年についてちょっと調べてみましたところ、
亥年は翌年から始まる次の種の成長に備えて、“個人は、知識を増やす、
精神を育てる”“組織は、人材育成や設備投資、財務基盤を固める”など、
外に向けての活動ではなく、内部の充実を心がけると良い年だそうです。
また2019年は正確に云うと己亥(つちのとい)年だそうです。
己(つちのと)も、“完成した自己や成熟した組織が、それまでの主義、規律、秩序などを
見直し、次の段階を目指す準備をする年”
とのことで、やはり内なる充実をはかり、
次のステージの準備をする年ということになります。
 昨年6月、鳥居巖前理事長から理事長という大役を引き継ぎました私、皆様に助けられ
微力ながら動いているところでございます。時間的制約がありフットワークの良くない
私といたしましては、この己亥年の意味を有り難く受け止め、
この1年を「新たなスタートに向け準備を行う期間」と捉え、内部の充実を図るべく
活動していきたいと考えております。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

1952年(昭和27年)、知的障害児の母親3人が子供たちの幸せを願って、
教育、福祉、就労などの施策の整備、充実を求めて設立した精神薄弱児育成会は、
先人の思いを受け継ぎ、共生社会の実現に向け、
その後「全国手をつなぐ育成会」として変遷を遂げました。
そして、障害者本人の高齢化への備えとともに高齢化する家族同居への支援の具体的な
提案も含めて、児童学齢期からの支援、インクルーシブ教育の推進と特別支援教育の充実、
地域支援及び家族支援の強化を重点課題として、
「障害者の権利擁護」と「必要な施策提言」を行う運動を進めています。
最後に「全国手をつなぐ育成会」のキャッチコピーを皆様にお届けいたします。
これは、当会におきましても同じ思いです。
会員の皆様に是非とも心に留めておいてほしく、そして会員みんなが手をつなぎ、
関係機関の皆様とも手をつなぎ、みんなで活動していきたいと思いますので、
この言葉を年頭の挨拶にかえさせて戴きます。

育成会とは
わが子のために
手をつないで考え動いて夢を実現する!!
あなたのために何かしてくれる会じゃなく
みんなで一緒に何かを成し遂げるために会がある
一緒に手をつないでみませんか?

今年は平成最後の年、5月からは新たな元号に変わります。
「災い転じて福となす」という言葉があるように、2018年の「災」が
2019年は「福」となりますよう、
皆様にとりましてより良い年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

継続は力なり、知識は力なり


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Posted by 富士市手をつなぐ育成会 at 22:34 │お知らせ

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