2015年10月08日

第2回全国手をつなぐ育成会連合会全国大会名古屋大会 参加報告

第2回全国手をつなぐ育成会連合会全国大会名古屋大会 参加報告(分科会報告)

日時:H27年9月26日(土)~27日(日) 会場;名古屋国際会議場他
大会スローガン;ひとりひとりのかけがえのない人生を大切にする共生社会の構築
~障害者差別解消法の施行と障害者総合支援法3年後の見直しをひかえて~

~本人分科会~「思いっきり名古屋」
水の宇宙船オアシス21・名古屋城・名古屋港水族館の観光ツアーに参加。
10時から16時まで6時間、バス6台に分乗して回りました。
一番の見所は水族館のイルカショーで、インストラクターを鼻にのせ水面を切って泳いだ
かと思うとプールの底まで潜り、吐いた空気で輪を作り、インストラクターがイルカのお腹に
つかまったままその輪をくぐり抜け水面高くジャンプするなどとても迫力があり
楽しいショーでした。みなとても喜んで見入ってました。     
(金谷亮佑、父;康弘)

Aそだつ ニーズに対応した「教育」支援の構築
教育と福祉の連携で育ちを支える

Bはたらくニーズに対応した「はたらく」支援の構築
多様な働き方を支える地域・資源の連携
* 「障害者差別禁止指針」と
  「合理的配慮指針」が28年4月から適用されることについての情報
* 相談って? 親以外のみちしるべ
  働くって? ・・・⇒相談支援体制のあり方
* 就労支援A型事業所全国協議会
そして、熱く語り合うシンポジウムにもっと時間が欲しかった・・・          
(富田まやの)

Cくらし ニーズに対応した「くらす」支援の構築
暮らしを安定させて多様な生活を支えるため
・「障害の重い人に寄添う支援」をどうしていくか
・「意思決定支援」をどうしていくか
・個別支援(計画)には、サポートファイルの活用が有効
・グループホームには、重度(区分が重い人)や問題行動の研修を受けた
 事業所に加算が付くようになり運営しやすくなり、逆にサテライト方式は、人気が無く
 一人暮らしでヘルパー活用する方が、より充実した支援を受けられるのでは・・・など
 活発な意見を基調講演、シンポジウムからお話を伺いました。         
(戸次快江)

D高齢 テーマ「高齢期こそ多様な選択肢で安心をささえる」
安心して暮らせる「高齢期」支援の構築を目指して、先進的な取り組みをしている事例など
文字通り多様な選択肢があることが実感した。まだまだ選択肢はありそうです。
内容は、
◎基調講演「高齢化重度化における医療を含めた介護保険との関係」と「研究発表」、
◎講演「グループホームで高齢期も暮らしたい」
  ~高齢期を支える多様な制度と柔軟なネットワーク~、
◎シンポジウム「障害の重い人に寄り添う支援」
~暮らしの個別支援・制度・施策・成年後見を考える~、
◎基調講演とシンポジウム「高齢期こそ多様な選択肢で安心を支える」          
 (鳥居 巖)

・超高齢化社会を迎えて高齢障害者が増加、新たな課題
①認知能力の低下、早い高齢化、介護の必要性
②安心して生活できる場の確保(在宅生活を支える親の高齢化・キーパーソン交代)。
 健やかな人生後半を過ごせるように40~50歳代から準備、
 メリハリのある人生を、他者に委ねる準備を。
①医療面(生活習慣病予防、認知症ケア)
②生活の場の確保・制度⇒高齢知的障害者支援のスタンダード化が必要。
・成年後見制度の多様な取り組み
・知多地域成年後見センター 5市5町の委託料で運営するNPO法人、個人より法人で。
・名古屋市社協 市民後見人
・重度・高齢GHの事例
・本人の意向に沿う生活を送れるよう、人として尊重される豊かな老後を。
親として何を残す?人財と財産。地域や社会資源と繋がることが大事。
(金谷弥生)

*)大会要旨集が事務局にあります。


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Posted by 富士市手をつなぐ育成会 at 23:14 │報告

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